みちえきナビ

道の駅から聖地巡礼 vol.01 人気漫画『ハイキュー!!』の聖地 「道の駅いわいずみ」

道の駅から聖地巡礼 vol.01
人気漫画『ハイキュー!!』の聖地 「道の駅いわいずみ」

2017.10.03

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ハイキュー!!』は、高校の男子バレーボール部を舞台にした人気漫画。作者の出身地である岩手県軽米町は、モデルとなった建物や風景が点在する『ハイキュー!!』の聖地です。そんな軽米町から車で約2時間。下閉伊郡岩泉町に、ハイキューファンから親しまれている道の駅があります。作中に「岩泉一(いわいずみはじめ)」というキャラクターが登場することから町が知られるようになり、さらにとある出来事をきっかけにして、道の駅にも大きく注目が集まることになりました。 今回は岩手のちいさな道の駅とハイキューファンを繋いだエピソードとともに、「道の駅いわいずみ」をご紹介します!

「道の駅いわいずみ」ってこんなところ!

岩手県下閉伊郡岩泉町、国道455号線沿いに位置する「道の駅いわいずみ」。日本三大鍾乳洞の1つである『龍泉洞』や、三陸復興国立公園の『熊の鼻展望台』にアクセスしやすく、岩泉町の観光拠点としても便利な道の駅です。 『レストラン岩泉』は、地域の食材をふんだんに使用して地産地消にこだわったレストラン。「いわいずみ短角牛ステーキ」や「岩泉ハンバーグステーキ」、「龍泉洞黒豚みそラーメン」など、子どもから大人まで人気のあるメニューが並びます。いわいずみ短角牛や龍泉洞黒豚を気に入ったら、特産品販売の『わくわくハウス』で実際にお肉を購入することも可能。調理の簡単なレトルトカレーや炊き込みご飯の素はお土産にもおすすめです♪ そのほかにも、龍泉洞の天然水を使ったサイダーやビール、黒豆を中心としたブレンド茶「龍泉洞のじっ茶ばっ茶」といった岩泉町らしい特産品をさまざま取り扱っています。

始まりは2枚のタペストリー

軽食やお茶を楽しめる『いわいずみカフェ フォンターナ』の一角に、『ハイキュー!!』コーナーが設けられています。壁に掛けられているのは、作中に登場するキャラクターの等身大タペストリー。そのなかでも、手前に写真撮影用の踏み台が置かれている「岩泉一」と「及川徹」のタペストリーは、ハイキューコーナーが生まれたきっかけの品。作者の関係者から贈られたもので、これを飾ったことで「道の駅いわいずみ」にハイキューファンが訪れるようになったそうです。道の駅ではファンに楽しんでもらうために撮影用の踏み台や自撮り棒、自由にメッセージを書き込める思い出ノートを用意。次第にコーナーは充実し、遠方から訪れる人も増えていきました。 そんな特別なタペストリーですが、よく見るとうっすらと汚れのようなものが。実はこれ、大きな災害を乗り越えた跡なんです。『ハイキュー!!』を通じて多くの人が訪れるようになった矢先のこと、町は思わぬ災害に見舞われました。2016年8月30日、台風10号が東北地方に上陸。岩泉町は1,600人以上の人々が一時孤立となり、20人以上の死者・行方不明者を出す未曾有の事態となったのです。

岩泉町を襲った台風。道の駅の報告がファンを繋ぐ

当時の惨憺たる町の様子を写した写真が道の駅に展示されています。大木はなぎ倒され、道路は陥没し、大型トラックすらも横倒しに。道の駅も濁流に呑み込まれ、建物内は泥で埋まってしまったそうです。ハイキューコーナーが設けられていた休憩室の状態もひどく、棚や机が倒れて散乱していました。こうした被害状況のなかでタペストリーが無事だったのは、ほとんど奇跡的と言っても良いかもしれません。下半分は泥に浸かった跡が残っていたものの、大きな損傷もなく元の壁に掛かっていたのです。また、思い出ノートも机ごと浮き上がっていたおかげで濁流に呑み込まれることなく発見されました。

店長がその時の状況を報告したSNSの投稿が残っています。「古舘春一先生ならびに『ハイキュー!!』ファンの皆様へ」と題して現在の状況と感謝を伝えると、投稿は新聞記事に取り上げられ、またたく間にファンの間に広がりました。
https://www.facebook.com/eki.iwaizumi/posts/1644096055900408

この投稿をきっかけにファンから応援メッセージや支援物資が届けられたほか、作者の古舘春一さんからも嬉しい贈りものが。なんと直筆の応援イラストが届いたのです! 描かれているのは、ハイキューファンとの縁を繋いでくれた岩泉一と、彼のチームメイトたち。Tシャツに『龍泉洞』の文字が刻まれた特別なイラストは、ここでしか見られない貴重な品です。

被災から復活した「道の駅いわいずみ」

町に甚大な被害をもたらした台風10号から8ヶ月弱。長い復興作業を乗り越え、「道の駅いわいずみ」は仮営業を経て2017年4月20日に全面営業を再開しました。営業再開に向け2枚目となる応援イラストが古舘春一さんから届いたほか、本やグッズを寄贈してくれたファンのおかけで、ハイキューコーナーは以前よりパワーアップ。本棚には原作漫画『ハイキュー!!』をはじめ、公式スピンオフの漫画版『れっつ!ハイキュー!?』や小説版の『ハイキュー!! ショーセツバン!!』なども揃いました。
被災を乗り越えたタペストリーは泥を洗い落とし、再びコーナーの顔に。思い出ノートやグッズとともに訪れるファンを迎えています。また、古舘春一さん直筆の応援イラストもハイキューファン必見! 現地でしか見られない貴重なイラストを見に、ぜひ足を運んでみてください♪

『ハイキュー!!』に縁のある場所が多い岩手県。岩泉町以外にも、キャラクター名の由来と言われている地名はいくつもあります。松川温泉、花巻温泉、金田一温泉、国見温泉など、温泉地が多いのも特徴的。軽米町から岩泉町「道の駅いわいずみ」を経由して各温泉地へと、聖地巡礼の旅はいかがでしょうか?

  • 東北ブロック

    道の駅 いわいずみ

    〒027-0502 岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂字乙茂90-1 電話番号 0194-22-4432

    • ATM
    • ベビーベッド
    • レストラン
    • 軽食・喫茶
    • 宿泊施設
    • 温泉施設
    • キャンプ場等
    • 公園
    • 展望台
    • 美術館・博物館
    • ガソリンスタンド
    • EV充電施設
    • 無線LAN
    • シャワー
    • 体験施設
    • 観光案内
    • 身障者トイレ
    • ショップ
岩手県
岩泉町
聖地巡礼
道の駅いわいずみ
龍泉洞
熊の鼻展望台
レストラン岩泉
地域の食材
わくわくハウス
漫画
ハイキュー!!
温泉地
2018.05.30

「魔女の宅急便」は角野栄子さんによる児童文学。魔女のキキが13歳でひとり立ちをするために旅立ち、初めての町コリコでお届けもの屋さんをしながら成長していく物語です。2014年に香川県小豆島を主なロケ地として実写映画化されていて、道の駅「小豆島オリーブ公園」には、なんと実際に撮影で使われたロケセットが移築されているんです♪ ということで今回は、魔女の宅急便の世界をよりいっそう楽しめる道の駅をご紹介します!

2017.10.03

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ハイキュー!!』は、高校の男子バレーボール部を舞台にした人気漫画。作者の出身地である岩手県軽米町は、モデルとなった建物や風景が点在する『ハイキュー!!』の聖地です。そんな軽米町から車で約2時間。下閉伊郡岩泉町に、ハイキューファンから親しまれている道の駅があります。作中に「岩泉一(いわいずみはじめ)」というキャラクターが登場することから町が知られるようになり、さらにとある出来事をきっかけにして、道の駅にも大きく注目が集まることになりました。 今回は岩手のちいさな道の駅とハイキューファンを繋いだエピソードとともに、「道の駅いわいずみ」をご紹介します!