道の駅グルメ vol.02
冬に食べたいあったか郷土鍋
寒~いこの時期、道の駅グルメを味わうなら鍋料理がおすすめ! 鍋とひとことで言っても、地域によって食材も味付けもさまざまですよね。そこで注目したいのが、その土地に古くから伝わる郷土鍋。地域の特色がたっぷり詰まっているので、まちの食文化をよりいっそう楽しむことができちゃいます。というわけで今回の道の駅グルメは、冬に食べたい郷土鍋特集。あったかい鍋を食べて身体の内側からあたたまりましょう!
山形県 道の駅いいで「いも煮」
山形名物の「いも煮」は、里芋をメインにネギなどの野菜、肉を一緒に煮込んだ鍋料理。山形では地域によって使う肉と味付けが異なり、海側では豚肉を使った味噌仕立て、内陸側では牛肉を使った醤油仕立てが主流のようです。道の駅いいでのレストランでは、里芋と野菜、牛肉を醤油ベースの汁で煮込んだいも煮をいただけます。単品もありますが、おすすめはこちらの「めざみセット」。名物のいも煮と一緒に、地元産そば粉を使ったそばを味わえるお得なセットです♪
山梨県 道の駅富士川「みみほうとう」
山梨県の郷土料理といえば「ほうとう」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。味噌仕立ての汁で麺と野菜を一緒に煮込む料理で、ほっこりとした味わいが冬にぴったり。麺は太くて平たいものが一般的ですが、なかにはひとくちサイズの「みみほうとう」なんてものもあるんです。見た目は平たいすいとんのようで、その名前の由来は「農具の箕(み)に似ているから」とか「耳に似ているから」といった説があるそう。道の駅富士川では、サラダやさしみこんにゃくがセットになった「みみほうとうセット」がいただけます!野菜たっぷりでうれしいですね。
滋賀県 道の駅湖北みずどりステーション「うなぎのじゅんじゅん」
湖北地方に伝わる「じゅんじゅん」はすき焼き風に味付けをした鍋のことで、具材に川魚が使われることが多いのが特徴的。じゅんじゅんという変わった名前は、お肉の代わりにウナギを焼いたときに出た音「ちゅんちゅん」から名づけられたと言われているそうです。道の駅湖北みずどりステーションの「レストラン水鳥」では、じゅんじゅんをランチタイムでも食べやすいようにアレンジ。あっさりしたダシ汁で、ゴボウや白菜など旬の野菜を一緒に楽しめます!
広島県 道の駅スパ羅漢「すっぽん鍋」
すっぽん鍋を食べられるという珍しい道の駅がこちら、道の駅スパ羅漢です。今では関東でもすっぽん料理が食べられますが、もともとは西日本を中心とした食文化だったと言われています。スタミナ食材というイメージが強いものの、ビタミンやカルシウム、コラーゲンなども豊富で、健康や美容に気をつかっている方にも人気の食材です! スパ羅漢ではひとり分の鍋セットがあり、〆の雑炊まで楽しめるようにご飯と卵もついています。気軽に頼めるので、初めて食べる方にもおすすめですよ。
長崎県 道の駅みずなし本陣「具雑煮穴子そうめん」
「具雑煮」は長崎県島原地方に伝わる郷土料理で、お餅と一緒に野菜、肉、魚などを具だくさんに煮込んだ雑煮のことをいいます。お正月やお祭りで食べられることが多く、家庭によって使う食材はさまざま。道の駅みずなし本陣では、なんとこの具雑煮と南島原特産のそうめんを融合した「具雑煮穴子そうめん」が食べられます! 自家製の和風だしをベースに、野菜、根菜、かまぼこ、そうめん、穴子の白焼きなど約10種類の具材が入っていて、島原の味をたっぷり楽しめる一品です。おすすめですよ。
おわりに
あったかい鍋料理を味わえると思うと、冬のお出かけもぐっと楽しくなりますよね。ちなみにちょっとしたおすすめ情報ですが、今回ご紹介した道の駅スパ羅漢では、なんと自宅で楽しめる「すっぽん雑炊」を販売しています! お土産にもぴったりなので、訪れた際にはぜひチェックしてみてくださいね。
寒~いこの時期、道の駅グルメを味わうなら鍋料理がおすすめ! 鍋とひとことで言っても、地域によって食材も味付けもさまざまですよね。そこで注目したいのが、その土地に古くから伝わる郷土鍋。地域の特色がたっぷり詰まっているので、まちの食文化をよりいっそう楽しむことができちゃいます。というわけで今回の道の駅グルメは、冬に食べたい郷土鍋特集。あったかい鍋を食べて身体の内側からあたたまりましょう!
直売所で地域の野菜やくだものを買いたくても、遠方の道の駅ってなかなか行けませんよね。家にいながら新鮮な農産物が届いたらいいのに……という方の願いを叶えるため、現地に行かなくても味わえる道の駅グルメを調査しました。しかもそれだけじゃありません。せっかくならお得に楽しめるように、今話題の「ふるさと納税」でもらえるものを厳選してピックアップ。今回はちょっと欲張って「ふるさと納税でもらえる道の駅グルメ」をご紹介します!